垂直に立てた丸ポールに水平方向の丸ポール(バー)をクロスさせたようなスタンドで、
ベースには鉄板1枚 と言った感じのものです。
水平方向の丸ポールの先端にプリントヘッドが取り付けられるブラケットを置いてあって
そこにヘッドを取り付けます。
ワークに対するプリントヘッドの位置が完全に決まって、固定的に使う場合は特に
問題はないのですが、ヘッドの高さを変える場合には、ポールをクロスでつないでいる
ブラケットを緩めて水平方向のポールを上げ下げするという作業が必要になります。
これが、ものすごく面倒なのです。
なにがメンドウかと言えば、
第一に、ポールがそこそこ重いという点。
次に、クロスで使用されるブラケットの止め方がボルトなので工具がいると言う点。
そして、ポールの形状が〝〇(丸)〟なので、回ってしまうという点。
頻繁に位置が変わるような状況では、ものすごく使い勝手が悪いのです。
調整にかなりの時間を要すことになり、生産性がものすごく阻害されます。
また、位置調整時の再現性がないため、その点も厄介な問題になります。
そんな問題を解消するために創作したのが、これです。
既存のスタンドの垂直部分のポールに装着して使う昇降ユニットです。
高さを頻繁に変える必要がある場合に、劇的に作業性がアップします! ⇒ (次頁に画)