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グリップコンベアを使わない、底面印字に最適な方法!

容器への底面印字にはグリップコンベアが便利だ! とお伝えしてきたのですが、実は別の方法もあります!

こんちは、
マーキングコトはじめ 担当のけたろーです!

今日もありがとう、感謝です。

さて…

目次

グリップコンベアを使わない方法。

ボトル容器などへの底面に印字するには、グリップコンベアが最適なのだと思ってます。 でも… 

グリップコンベアでは、使いずらい形状のものもありますよね。

例えば、細い長い容器や、円筒形状でも比較的背が低い場合などではグリップコンベアだとすごく扱いづらいです。 化粧品などで使用される容器形状を考えてみると、たくさんありますもんね。 それを全部、グリップコンベアで対応できるか? と言えば、正直、ムリです。

そんな時にどうすればいいか?

ほぼ万能? といってもいいくらいなコンベア。

化粧品のOEM対応をされているお客さんからの依頼だったんですけど、お客さん曰く、

グリップコンベアはいいんだけど、
ちょっと使い勝手がねぇ。
うちは、容器もあるし、箱もあったりするし、
容器も形がいろいろあるんで…

というようなことを言われていて… 打ち合わせをしてていて、確かになぁって思うことがたくさんありました。 OEMの場合、色いろんなパターンに対応する必要がありますよね。 容器だけじゃなくて、箱とかにも。

で、お話を聴いて、頭ん中をグルグル… 

多目的用途対応なコンベア。

容器の底面だけではなく、さまざまな容器のさまざまな箇所へ印字ができるようにしたいという要望から、考えついたのがこれです。

これ一台で、ほぼ、どんなものにでも対応できます! 

それこそ、化粧品だったら、マスカラとかアイシャドウなんかで使うペンのような細い容器とか、コンパクトのような扁平型の容器だとか、後は、サンプル品で使われるような薄い袋状のものとか、チューブのような容器の製品でも大丈夫です。

メーカーは不問。

裏話をすると… 

実は、以前にも別のお客様向けに製作したのですが、今回では使用されるインクジェットが異なっていたため、リ・デザインしました。 前回同様、フレーム下に産業用インクジェットの本体を収容できるようにしています。

OEMでの業務を鑑みた場合、出来る限りコンパクトな機械設計がいいのかなって思ってます。 なんでか? というと、大きくなってしまうと取回しがメンドクサイからです。 もっとも、実際にお客さんの現場を見せてもらったことはないのですが、小さなスペースでも強力な作業ができる… というのがいいかなっていう考え方です。 

なので、産業用インクジェットのコントローラが収容できるような構成にしています。 この場合は、キャスターは付けていないんですけど、キャスター付もできます。 

もっとも、潤沢なスペースがあるのであれば、コントローラは別置きでということにも対応できます。 それは、作業環境に応じてということで。

前回とは特に際立った変更点はないのですが… 強いて挙げるなら、インクジェットメーカーが異なるためプリントヘッドを取り付けるブラケットを変えています。 

プリントヘッドの向きを自在に変更。

ワークに対して上面印字、側面印字を簡単に切り替えできるようにしています。 ちなみに、今回の件では、紀州技研さんの産業用インクジェットを使用されるとのことで、お客様から事前に付属のブラケットを送ってもらいました。 

紀州技研さんの付属品、とてもよく考えられています。 使い勝手はよさそうでした。 さすが! 国産メーカーって感じです。 

印字時のトリガー用で使用するセンサーの向きを簡単に変えれるように工夫しています。 また、ダブルベルト仕様にすることで、厚みのない薄い品物にも対応できるようにしています。 

動画で。

動画で、ご覧いただけます!


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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士/時短設計®士。 ご縁を頂いて、産業用インクジェット向けの周辺機器を手掛けるようになりました。インクジェットなど印字装置の性能は、各社でそれほど差はありません。実は、ほんとに大事なことは、印字装置そのものよりも周辺機器なのです。印字作業って携わってる現場からすれば毎日のことなので、なるべくなら作業者さん達の負荷が減らせるようになればいいなって、切に思ってます。

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