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原料用クラフト袋への対応。

現状の作業や品種を把握する。

IJPを導入する前に、把握しておくポイントがこれです。

1.サイズは何種類あるか?
2.形状は何種類あるか?
3.仕向け(納め)先への印刷内容は?

次に、その内容を元にして 共通化できる項目 を整理します。共通化できる項目とは、例えば、会社ロゴや品名などといった項目の名称です。この時、共通化出来る項目は可能な限り共通化してしまうのがベターです。

また、これを逆に言えば、〝可変(常時書き換える)〟になる項目を探すということでもあります。ロット記号や内容量といった項目は、同一品種であっても変わりやすい項目ですよね? そういった事柄を整理します。

袋の制作にあたっては、共通化した項目のみをプレ印刷するように指示してください。

こうすることで、袋のサイズと袋の形状のみに集約して管理ができるようになると同時に、管理スペースの削減や不良在庫の削減につながっていきます。

プレ印刷の内容を共通化することで、もうひとつ大きなメリットがあります! それは、資材コストが下がることです。なぜか? というと、資材メーカー側にとっても、今まで幾種類もあった判の管理が楽になりますよね? それに、印刷そのものや印刷後の仕分けなどといった手間も下がるはずですので、コストも下げられるはずだからです。

また、オーダー時に際しても、今まで品種銘柄ごとに枚数を分けていたものが、品種の共通化が図れるため枚数を一括して発注することができます。 例えば、Aに50枚、Bに50枚、Cに30枚としていたものが、同じ物で130枚とできるので、多少の割引きが期待できます。 というわけで、資材コストもグンと下がるはずです。(無地にしてしまうのが一番理想ですが… 。)

それが纏まれば、次に、産業用インクジェットを使ってどのように運用していくか? 具体的な作業の流れなどの運用方法を決めます。あとは、運用に即して実践されるのみです! 

これにより、必要な時に必要な枚数だけその都度印字ができ、且つ職人的な人材を配置しなくても、誰でも作業ができる… という体制をつくることができます。 つまり! コストダウンができる環境ができるというわけです。(*゚ー゚)v

あなたの環境も早く実現できるといいですね。


次ページにクラフト袋向けの印字用搬送装置の事例を挙げています。そちらも参考にしてください。

また、ここまでのところで何かビビッときたら、お気軽にお問合せください!

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