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朗報! グリップコンベアのグリップ時の問題を解決!

グリップコンベアが用いられるラインでは、ワークが頻繁に流される場合が多いので
こういう運動が起きると、もちろん搬送そのものに影響を与えてしまうんです。

これは、ベルトコンベア間の橋渡しなどの目的で使用される際には、特に問題には
ならないのかもしれない。

でも、グリップコンベアが、インクジェットなどでの印字の目的で用いられるとするなら、
印字が歪んでしまうなど、印字品質に問題が生じてしまう可能性があるんだ。

 

この問題を解決すべく、設計・対応したのがこれです!!

グリップコンベアって、2本のベルトのスピードを同じに調整する必要があるんで、
モーターは、同期性の高いブラシレスDCモーターを採用。 この点は、従来通り。

※ ブラシレスモーターは、2個のモータースピード調整が簡単に行なえ、
  インダクション(汎用モータ)に比べて、同期性能がいいのです。

今回は化粧品向けなので、ウェットスポンジのジャージ貼りのベルトを採用。

で、肝心な問題点の対策は、グリップする間隔を決める軸の取り合いを2軸に!
この採用で、拡がりを防止しました。 
ベルト掛けして、両方回るようになっている。  ⇒ 次頁

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士/時短設計®士。 ご縁を頂いて、産業用インクジェット向けの周辺機器を手掛けるようになりました。インクジェットなど印字装置の性能は、各社でそれほど差はありません。実は、ほんとに大事なことは、印字装置そのものよりも周辺機器なのです。印字作業って携わってる現場からすれば毎日のことなので、なるべくなら作業者さん達の負荷が減らせるようになればいいなって、切に思ってます。

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