インクジェットの場合、インクや溶剤を都度購入する必要があって、
こと、溶剤に関して言えば、揮発性なので現場によってはものすごく消費してしまうんだ。
それに、特有の匂いが・・・。 (汗)
匂いって、目に見えないことだし、カラダの中で粒子が蓄積されていく(可能性がある)から、
作業者にとってはあんまりよくないのだ。
この点は、最近、特に問題になりつつあって、健康上の害が指摘されてきてる。
一方のレーザーマーカについて。
現状で行う場合には、一般的には色つきの部材を用いて、そこをレーザー光で焼き飛ばして、
素地をみせて印字するという方法がとられている。
この時、インキを焼くので特有の臭いがするのだ。且つ、素材を焼くので、紙の場合だと
紙粉が発生したりする。
それに・・・素材を焼くので、処理は限定的なんだよね。
段ボールなどには、焼けてしまうので使えなかったり、樹脂フィルムなども同様、
溶けてしまうので使えなかったり・・・
でも、このインクが使えば、それが一変するんです!
このインクを塗れさえすれば(印刷できれば)、ほぼ、どんな部材でもレーザーマーカで
印字ができるというすぐれものなのです。
なので、特に、資材メーカーさんは注目すべきだと思う・・・。
インクジェットの場合もそうなのだけど、非接触で印字ができる、すなわち、デジタル処理が
できるってすごく画期的なんですよ。
デジタルで扱えるってことは、段ボールや紙器などの容器資材や包装袋などのつくるメーカーにせよ
その資材を使う製品メーカーにせよ、双方にとってすごくメリットのあることなんだよね。
なんでか? っていうと、印刷・印字用の判が要らなくなるから。
このインクで素地を作ってしまえば、後は、デジタル処理ができるってこと(IDP)。
まぁ、今のところカラー版はないのが残念なのだけど、それでも画期的だと思える。
でもね、ん~っと、もしかすると、資材メーカーからすれば、