段ボール・カートンのコストを、マーキング工程の見直しという視点から整理し、資材の種類を減らし、社内印字に切り替えることで、管理負担とコストを同時に下げるアプローチをまとめています。

段ボール・カートン資材のコストダウン
流通用途の段ボールやカートンのコストは、ただ単に単価を下げればいい、ということではありません。
商品点数の増加に伴い、ケース種類や資材のバリエーションが増えると、管理負担・保管スペース・ピッキング作業などの見えないコストが膨らんでしまいます。
放置しておくと危険な3つの問題
段ボールの種類が増える背景には、現場の気づきにくい問題が潜んでいます。以下の3点は、いずれもコストに直結します。
1. 商品企画と生産現場との断絶
- 商品企画側が現場の作業条件を把握していない
- 流通用途の資材設計が“増やす前提”になっている
2. 生産が“ルーチンワーク化”している
- 無自覚の作業(探す・仕分ける)が増える
- 日常化してしまいムダに気づけない
3. 社内連携不足(コミュニケーションの壁)
- 部門間の情報共有がなく改善が進まない
- 問題の共有がコスト削減の第一歩
コストダウンにつながる【3つ】のアプローチ
印字済みの段ボールやカートン資材を外注で仕入れる場合、品種ごとに在庫を持つ必要があり、管理負担・保管スペース・ロスが発生します。
無地の資材を使い、必要な情報だけを社内で印字する仕組みに変えることで、在庫の種類を減らしながら、印字内容の変更にも柔軟に対応できるようになります。
段ボールやカートンの種類が多いほど、探す・仕分ける・誤使用するリスクが増えます。可能な範囲でサイズや仕様を共通化することで、管理の手間と誤りを減らせます。これは装置の話より先に、企画・設計段階で考えるべき視点です。
品種ごとに印字設定を変える作業は、積み重なると大きな時間コストになります。搬送装置や印字タイミングの工夫で、段取り替えの負担を減らすことができます。
まとめ:段ボール・カートンのコストは“全体最適”で考える
段ボールやカートンの単価だけに目を向けるのではなく、品種管理・作業削減・社内共有という大きな視点でコストを捉えることが重要です。コストは必ず “工程の中” に現れます。
その現れ方を読み解き、改善の糸口を見つけることで生産現場の負担を減らしながらコストダウンを実現できます。
コストダウンに繋げてきた事例。
上記に紹介した考え方をもとに、工程ややり方を見直すことでコスト改善につながったケースをまとめています。
自社の場合はどう整理すればいいか迷ったら。
まずは、話してみませんか?
印字工程や作業のこと、搬送のこと、どこから手をつければいいかわからない段階でも大丈夫です。
うまくまとまっていなくても構いません。いま感じている「引っかかり」を、そのまま話してみてください。
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