産業用インクジェットを使われてる皆さんへ、少し質問したいことがあります。
こんちは、
こんちは、マーキングコトはじめ 担当のけたろーです!
今日もありがとう、感謝です。
さて…。
プリントヘッドは、どのように設置されていますか?
産業用インクジェットを導入されて、現場でプリントヘッドを使われている際って、どんな風にプリントヘッドを設置されていますか? もしかすると、メーカーが用意した〝メーカー純正〟と称される自立型のスタンドを使われていますか?
純正品は…。
あんまり言うと、ディスってるみたいでイヤなのですが… 苦笑
でも、正直なところの話しなので、あえて、お伝えしておこうと思います。 そもそものところ、何度もお話しているかもしれませんが、メーカーが〝純正〟と称して提供している器材は、ボクの知る限りではあんまりいいのがありません。
機械を製作している立場で、もっと正直に言わせてもらうと… 概ね、作業性を考えてないケースが多いのです。 平たく言うと、『作業ができる』という立ち位置な世界観でのパーツで、とりあえず作業が開始できますよ… 的な、いわば、〝ファーストキット〟みたいなイメージです。

メーカーからすれば、恐らく器材の位置づけが〝サービス品〟だから、そんな風になってしまうのかもしれません。 もう少し、突っ込んで言えば、あまり豪華な装備をお奨めすると、産業用インクジェットを含めたトータルコストの見積もりが膨らんでしまって、ユーザーを逃してしまうことへの恐怖感がそうさせている… という見方もあります。
以前に、ある営業マンから、

サービスで提供するので、コストをかけれないんです
という類の話を聴いたことがあります。
彼らからすれば、ボクらが製作するような付帯に関する部分は「仕入れ」の部類になるので可能な限り安く入手したい… ということを言われたことあって、それが強烈に頭に残ってるんです。
それに面と向かって、こんな風に言われたこともあります。



お宅は、仕入れ先になるんで。
うちからすれば、仕入れには金をかけれない。
だから、金がかからない簡素なやつで十分。
ものづくりをしている立場で、作業者に対して極力作業的な負荷をかけない物を・・・と願っても、営業の彼らは、作業現場ではなく、自分たち(の利益や売上げだけ)をみているので、そんな感情には至らない… というわけです。
まぁ、全部の営業マンがそうだとはいわないんですけどね。 一種の会社の営業(経営)方針というやつも絡んでくる事由です。 ともあれ…。 そんな状況であるということを、少し頭に入れておいてくださいな。
で、当該機種なのですけど、いわゆる、丸ポール仕様なスタンドを薦められた場合は、ちょっと注意が必要です。
垂直に立てた丸ポールに水平方向の丸ポール(バー)をクロスさせたようなスタンドで、ベースには鉄板1枚という格好のもの… なのですけど、これの使い勝手が不味いんです。
丸ポールは回転します。
だいたい、水平方向の丸ポール(アーム)の先端にプリントヘッドが取り付けられるブラケットがあって、そこにプリントヘッドを取り付けるような構成になっています。
どんなワークに対しても印字位置が常に一定なら、プリントヘッドの位置が完全に決まるため固定的に使えます。 この場合は、純正の丸ポールの仕様でも全く問題は生じないと思います。
ところが…
印字位置が変る場合が、 か・な・り たいへんなのです。
まず、ヘッドの高さを変える場合には、ポールをクロスでつないでいるブラケットを緩めて水平方向のアームを上げ下げするという作業が必要になるのですが、これがものすごく面倒なのです。 また、印字対象物とプリント距離を変える… 即ち、水平方向のアームの前後方向の調整も同様に、面倒なのです。
なにがメンドウかと言えば、
まず、アーム自体が鉄製で、そこそこ重たいこと。 ついで、クロス部分のブラケットがボルト締めなので工具が必要であること。 そもそも、ポールの形状が 〇(丸) なので、回ってしまうことと、作業の再現性に乏しいということ。
率直にいうと、頻繁に位置が変わるような作業状況ではものすごく使い勝手が悪いです。
アームが重たいというのがネックになっていて、クロスのブラケットを緩めると、その自重で ドンっ と降りてきます。 そこそこ腕力に自信がないと、難しいかもしれません。 2人で作業して妥当… という感じです。
そんな感じで、調整にかなりの時間を要すことになり、生産性がものすごく阻害されます。 また、位置調整時の再現性がないため、その点も厄介な問題になります。…
丸ポール仕様をもっと使いやすく!
そういったもろもろの問題を解消するための器材を考えました!
後付け可能な昇降ユニット。
創作したのが、これです。
既存の純正スタンドの垂直部分のポールに装着して使う昇降ユニットです。 高さを頻繁に変える必要がある場合に、劇的に作業性がアップします!


後付可能な、昇降・前後調整ユニット。
似たような感じにはなるのですが、ワークに対してヘッドを前後(奥行)方向にも調整したい場合も考えたユニットがこれです。 前後も上下もハンドル操作で簡単に調整ができます!
めちゃ便利です。


純正の丸ポール型のスタンドの垂直部分のポールに装着して使用します。 上下・前後の調整がハンドル操作で可能です。 目盛で高さ調整を行うことができるので、再現性もばっちりです。
「再現性」についてを、もう少し。
再現性とは…
例えば、今、Aという商品を扱っていて、次にBという商品への対応に変え、Bを終え、またAに戻した際に、前回のAの時の作業状況と今回の状況が合致しているか? ということです。
こういう話をすると…



ちょっとぐらい変ったってええやんけっ。
なんて思われるかもしれません。
確かに、印字した文字のサイズが、前回の物よりちょっと大きくなったり、少し小さめだったりくらいの変化なのかもしれません。 それに、ユーザーはそこまで見てないやろ? なんて思われるのかもしれませんね。
でも、その 『ちょっとくらいええやん…』 という考えって、ちょっと危険だと思いませんか? それって、最終的には、品質の全てに繋がっているんですよね。
神は細部に宿る…。
なんてことを言われます。 ちょっとした気のゆるみが、製品本体にも波及してしまうということは否めないのです。 ボク自身もものづくりをやっているからこそ、気をつけたいなっていうポイントでもあります。
今回、紹介したこういった器材を使用すれば、調整時の『再現性』も生まれ作業がすごく楽になります。 そもそも、重たい水平部分のアームを抱えて、上下前後を調整する面倒な作業から解放されるので、それだけの価値はあります。
ちなみに… うちでスタンドを製作する場合には、丸型の部材は使いません。 確かに、丸パイプを使えば、安くはできます。 でも、使い勝手の面などのもろもろを考えると選択すべきではないと思うからです。
スタンドの事例も挙げていますので、よければそちらもご覧ください。
ビビッときたら、お気軽にご相談ください!











