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大文字対応の産業用インクジェットの印字範囲(高さ)は、概ね100mm程度です。 それを活かせば、クラフト袋のコスト削減に繋げることができます。

こんにちは、
マーキング・コトはじめ、担当のけたろーです。
いつもありがとうございます。 感謝しています!

さて。

目次

大文字対応の産業インクジェットを活用する。

通称、米袋と言われている〝クラフト袋〟をご存知ですか? セメント袋という方がイメージされやすいのかもしれません。クラフト袋は原料などを入れる包装資材として広く用いられています。 

以前のログでもご紹介した通り、クラフト袋もコストダウンをすることができます。

輪転方式からの脱却。

今回の件、クライエント様では、かなり以前から輪転方式であるコーダーを用いた捺印作業が行われていました。 

コーダーとは、ローラ(回転体)部分に専用のゴム判を取り付け、ローラを対象物へ接触させて印字を行う器材のことです。 簡単な器材構成で手軽に捺印できることから、物流関連、特に段ボールなどへの捺印作業で古くから用いられてきました。

しかし、コーダーによる作業では、そもそもゴム判の交換作業時にミスが起きやすいという問題を抱えています。 ゴム判の取り付けが逆さまになったり、ゴム判自体を選び間違えたりといったミスがそれです。 また、ゴム判を交換する際に手が汚れたり、袋自体が汚れてしまうということもあります。 袋自体が製品になるため、汚れることは致命的です。

そこで、コーダーでの捺印作業をやめて、

もっと作業効率のよい作業環境にしたい!

とのことでご依頼を頂きました。 

プリントヘッド5連配置で対応。

印字する内容が多い場合、特に、数カ所に渡って印字するような場合では、プリントヘッドの台数を増やして対応する必要があります。 印字箇所の関係で今回は5基のプリントヘッドによる対応となりました。

完成した産業用インクジェット(大文字対応)を5連配置した印字用搬送装置がこちらです。 予算の都合で、クラフト袋は手作業による投入となります。 また同じく予算の関係で、5連の各連のヘッドの位置調整は手動となっています。 予算が合えば、もちろん、自動供給や自動による位置調整は可能です。

資材の投入は、専用のテーブルにワークを置き、手作業にて1枚づつローラに挿入します。(中央の画像参照)

狭い搬入経路への対応。

設計上、一番のネックが〝搬入経路〟でした。 

機械の設置を希望される場所が、現在捺印が行われている作業部屋でした。 しかし、その部屋の扉は機械の搬入用に取り付けられた間口が広めの『ハッチ(搬入口)』ではなく、いわゆる一般的なドアと同等でした。

なので、ドアの間口が通過できるようコンベア部分を垂直に可倒できる構造にしました。 (下の画参照。)

搬入のためだけのことなのですが、現地で大掛かりな作業になるのは極力さけたかったので、設置作業が少しでも楽になるように配慮しました。 プリントヘッドの取り付け部分の架台は、コンベア設置後にドッキングさせるという構成です。

動画でご覧ください。

プリントヘッド設置部分の架台は、紙詰まりやプリントヘッドの清掃が簡単に行なえるように電動で昇降できるようにしています。 その部分の動作を動画でご覧ください。

欲を言うなら… 自動供給を付加するのが断然有利。

今回の機体は、クライエント様の予算の関係で手差しの投入方式で対応しました。 しかし、正直なところ、手差しによる方式はあまりお奨めしません。 なぜなら、〝作業者が拘束〟されてしまうからです。 〝作業者の固定化〟とも言えるでしょうか…

専任の作業者や部署を配置し、ずっとその作業に従事させるというのもひとつの方法かもしれません。 実際、今回の件でもそういう対応をされていました。 しかし、自動供給を付加すれば、専任を置くことなく誰でも作業を行うことができます。

こと、今時勢のような〝感染症〟への対策を考えた場合、専任者がその対象となったときや、部署として閉鎖になるような状況に陥れば、作業として回らなくなってしまう可能性は否めません。 

しかし、自動化にすれば、そういった状況へのリスクを回避できます。 もっとも、予算の都合が大いにあるかもしれませんが、設備投資として考えるのであれば、そういった状況への対応も鑑みて決断されるのがベターですよね。


時短設計®な視点で、印字作業を快適にしていく仕組みをワンオフで創っています。 

インクジェットのメーカー問わず、対応します。
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2022/02/18 Re-Write

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士/時短設計®士。 ご縁を頂いて、産業用インクジェット向けの周辺機器を手掛けるようになりました。インクジェットなど印字装置の性能は、各社でそれほど差はありません。実は、ほんとに大事なことは、印字装置そのものよりも周辺機器なのです。印字作業って携わってる現場からすれば毎日のことなので、なるべくなら作業者さん達の負荷が減らせるようになればいいなって、切に思ってます。

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