〝普通〟という認識だから、それを改善しようとしない。
いや、〝改善しようとしない〟のではなく、その作業自体が作業者にとって、
『当然で普通』だから、そもそも、それが悪いこと、改善すべきことだなんて
微塵も思わないのです。 ・・・この状況って、非常に厄介ですよね。
では、なぜ、そういう状況が生まれてしまうのか?
それは、『言われた通り』に動いてしまうからです。
例えば、初めて導入する時などがそうですよね。
何から揃えればいいのか? どう使えばいいのか? まったくわからないので
メーカーの言う通りに器材を揃え、教えられた通りに使う。
これは仕方がないことなのかもしれませんね。
また、『言われた通り』という状況で言えば、引継ぎなどのパターンもそうです。
前任から言われたから、その使い方になっているとか…
いわゆる、慣例に従うというやり方がそれです。
でも、大切なコトは〝疑問を持ってみる〟ということなのです。
なぜ、そういう使い方をするのか?
なぜ、そういう作業が必要なのか?
なぜ、そういう器材がいるのか?
など、自分なりの疑問を感じてみるということが大切になのです。
このやり方って、ホンマにそうなん??
ホンマに、あってるのかな?
ホントに、これが必要なのかな?
器材は、これよりもこんな感じの方が使いやすいのでは?
時に、
本当に、自分たちの使い勝手とあっているのか? もしくは、
自分たちの作業性や流れにあっているのか? を疑ってみるのです。