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産業用インクジェットプリンターでの 作業の改善は、普段のちょっとした疑問点から。

そうすることで、問題を意識化(顕在化)させることができるのです。

意識化できたら、こっちのもの!
後は、それに対する具体的な解決策を考えていけばいい。

もし、変えちゃダメ!
って、いうところがあるなら、そこから変えてみないと何も変わらないよ。
とりあえず、変えてやってみる。 試してみる。 それが一番大切なのです。

 

それに関連して、過去の経験でこんな事例があります。

例えば、円筒形のプリントヘッドの場合でのことです。

メーカーから与えられたガントリー(取り付けブラケット)では、
どの辺りまで差し込むのかわからないという運用上の問題があり、また、円筒形なので
そのままではヘッドの向きが決めにくいという問題もあります。

特に、プリントヘッドをクリーニングする場合には、ヘッドをガントリーから取外して
作業することになるので、〝前回と同じ位置〟に合わせるには少々面倒な作業になる場合が
あるのです。

 

【なぜ、円筒形なのに位置が決まらないような治具なのか?】

 

そんな疑問に応えるべく、その問題の改善のためにカラーを提案させて頂きました。
カラーをつけることで、差し込み位置の基準が明確になって、また、カラーにある種の工夫を
施したことで、取り付け時の方向も容易に決まるようになりました。

 

 

些細なことかもしれませんが、わずらわしい作業も簡単になるのです。

日々の作業の中でのふとした〝疑問〟が、大きな改善を産むということなのです。

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士/時短設計®士。 ご縁を頂いて、産業用インクジェット向けの周辺機器を手掛けるようになりました。インクジェットなど印字装置の性能は、各社でそれほど差はありません。実は、ほんとに大事なことは、印字装置そのものよりも周辺機器なのです。印字作業って携わってる現場からすれば毎日のことなので、なるべくなら作業者さん達の負荷が減らせるようになればいいなって、切に思ってます。

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