そうすることで、問題を意識化(顕在化)させることができるのです。
意識化できたら、こっちのもの!
後は、それに対する具体的な解決策を考えていけばいい。
もし、変えちゃダメ!
って、いうところがあるなら、そこから変えてみないと何も変わらないよ。
とりあえず、変えてやってみる。 試してみる。 それが一番大切なのです。
それに関連して、過去の経験でこんな事例があります。
例えば、円筒形のプリントヘッドの場合でのことです。
メーカーから与えられたガントリー(取り付けブラケット)では、
どの辺りまで差し込むのかわからないという運用上の問題があり、また、円筒形なので
そのままではヘッドの向きが決めにくいという問題もあります。
特に、プリントヘッドをクリーニングする場合には、ヘッドをガントリーから取外して
作業することになるので、〝前回と同じ位置〟に合わせるには少々面倒な作業になる場合が
あるのです。
そんな疑問に応えるべく、その問題の改善のためにカラーを提案させて頂きました。
カラーをつけることで、差し込み位置の基準が明確になって、また、カラーにある種の工夫を
施したことで、取り付け時の方向も容易に決まるようになりました。
些細なことかもしれませんが、わずらわしい作業も簡単になるのです。
日々の作業の中でのふとした〝疑問〟が、大きな改善を産むということなのです。
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